人気のエリアから家賃相場まで 大阪の賃貸探しを徹底解説
2023/11/09
借りる
転勤や入学で大阪に転居する場合、ちょっとした予備知識が不可欠です。
大阪府は公共交通機関が充実しているため通勤や通学のしやすい地域といえます。
一方で多くの路線が大阪市内と郊外部を結ぶ経路となっていることから、近隣のエリアであっても通う時間と労力に差が出ます。
また活気のある繁華街から落ち着いた住宅地まで地域の特性もさまざまであるため、条件に合致する物件を探すためには自身の希望をしっかりと整理して情報収集をすることが必要です。
WEBサイトを利用してストレスなく大阪の賃貸物件を見つけるための、探し方のポイントを解説します。
この記事は大阪で創業50年以上の第一住建グループが運営する不動産ワンストップサービスINOVEの学生賃貸サイトが提供しています。
大阪府で人気な賃貸を駅別にピックアップ
大阪府で賃貸物件を探す場合、通勤や通学で利用する路線などをベースに家賃や住環境などの希望条件と照らし合わせて、WEBサイトで検索していくのが効率的です。
まずは賃貸物件探しで人気の高い駅をピックアップして、その特徴をまとめます。
新大阪駅周辺(大阪市淀川区)
東海道山陽新幹線の停車駅である「新大阪駅」は、その利便性の高さから人気の駅の一つです。
大阪府で唯一の新幹線停車駅であるだけでなく、JRでは東海道本線とおおさか東線、大阪メトロの御堂筋線が乗り入れる交通結節点であり、駅周辺も広く開発が進んでいます。
賃貸マンションなどの物件数が多いことも魅力で、利便性を重視したお部屋探しに適しているといえるでしょう。
なんば駅周辺(大阪市中央区)
「ミナミ」と称されるエリアは「なんば駅」周辺。
大阪市南部を代表する繁華街です。大阪メトロ「なんば駅」や近鉄「大阪難波駅」、南海「難波駅」などが近接しており交通の利便性も良好といえますが、それだけに落ち着いた住環境はあまり望めません。
「活気のある繁華街の近くに住みたい」という希望なら、有力な候補となるエリアです。
天王寺駅周辺(大阪市天王寺区)
JR関西本線・大阪環状線・阪和線、大阪メトロ御堂筋線・谷町線など、多くの路線が乗り入れる「天王寺駅」。近鉄南大阪線の「大阪阿部野橋駅」も隣接しており、超高層複合ビル「あべのハルカス」が2014年に開業したことで「キタ」「ミナミ」と並び大阪を代表する繁華街となりました。
駅周辺は分譲マンションの立地が多いため、例えば徒歩10分以内という条件を15分以内、20分以内とするように、範囲を広げて探してみることをおすすめします。
南森町駅周辺(大阪市北区)
大阪メトロ堺筋線と谷町線が交わる南森町駅は、JR東西線「大阪天満宮駅」にも近く、利便性が高い立地です。
天神橋筋商店街など多くの商業施設が集積した活気のある街でありながら、高層のオフィスビルが立ち並ぶ市街地に比べて、駅近の物件が探しやすい点も人気の要因といえます。
「キタ」と呼ばれる繁華街、梅田にもアクセスしやすいエリアです。
江坂駅周辺(吹田市)
「江坂駅」は大阪メトロ御堂筋線と北大阪急行南北線の2路線が相互に乗り入れる駅です。
大阪市の北にある吹田市に位置していますが、新大阪駅まで4分、梅田駅まで11分と、大阪の中心部へのアクセスが良い点が魅力といえます。
駅周辺から広いエリアでマンションが立ち並び、賃貸物件も探しやすい環境です。
枚方市駅(枚方市)
「枚方市駅」は大阪と京都を結ぶ京阪本線が乗り入れ、両都市のベッドタウンとして栄えているエリアです。
また枚方市と交野市を結ぶ交野線が乗り入れるターミナル駅でもあります。
市役所などの公共施設や商業施設が集積する枚方市の中心市街地で、生活の利便性と落ち着いた郊外の環境を望むファミリー層などに向くエリアです。
大阪府の家賃相場は?
大阪は西日本の中心とも言える一大都市であるため、全国的に見ると家賃相場は総じて高めといえます。
中でも大規模なオフィス街や繁華街を有する大阪市内は、立地条件によって高額になりがちです。
しかし、大阪府は交通網が充実している上、香川県に次いで全国で2番目に狭い都道府県であることも幸いし、比較的広範囲で賃貸物件を探すことができます。
大阪市内の家賃相場
大阪府の中心である大阪市内は、商業やビジネスの拠点という性格から家賃相場も大阪府内では高額となります。
交通の利便性が高く多くの繁華街を有することから、特に単身者からの人気が高いエリアです。
そのため、特に大阪市西区や福島区、北区などの都市部では、ワンルームでも5〜6万円、1Kで6万円以上の家賃相場を想定する必要があります。
旭区や平野区など郊外部まで目を向けると家賃相場は落ち着くため、利用する路線を前提に広範囲で探してみることもおすすめです。
吹田市の家賃相場
阪急千里線を利用して大阪市へアクセスできる吹田市は、利便性と住環境のバランスが取れた単身者にもファミリー世帯にも人気のエリアです。
関西大学のメインキャンパスを擁することなどから学生向けの賃貸物件も多く、4〜5万円の家賃相場で1K程度の物件を探すことができます。
大学近くで賃貸物件を探すなら、INOVEが便利です。
枚方市の家賃相場
ベッドタウンとしての性格の強い枚方市は、必要十分な生活の利便性と落ち着いた住環境を備えたファミリー世帯向けのエリアです。
一方で、関西外国語大学などが立地し学生向けの賃貸物件も少なくないため、家賃を抑えたい単身者にも希望に沿った物件が探しやすくなっています。
1Kの単身者向け物件であれば、4万円程度の家賃相場で良好な物件を探せる環境です。
堺市の家賃相場
大阪市の南に位置する堺市は、大阪府内で2番目に人口の多い政令指定都市ですが、昼間人口比率が低くベッドタウンとしての性格が色濃い街です。
都市部へのアクセスが良好で単身者にもファミリー世帯にも人気のエリアであるため、賃貸物件も多く存在します。
家賃相場は大阪市との境に位置する堺市北区で1Kで5万円程度、地域によっては4万円程度でも十分に探せる相場です。
また堺市には関西大学堺キャンパスや大阪物療大学など数多くの大学が立地するほか、堺市の北側に位置する大阪市住吉区には大阪公立大学杉本キャンパスがあり、学生向けの賃貸物件も豊富に存在します。
これらの大学に通学する学生の賃貸物件探しであれば、INOVEを利用してみましょう。
その他エリアの家賃相場
大阪府内の家賃相場は、大阪市内中心部へのアクセスが大きく影響するといっても過言ではありません。
特に大阪市周辺エリアは総じてベッドタウンとしての性格が色濃く、豊中市や東大阪市、摂津市など近隣の市部では単身者向けの1Kで4万円台と、大阪市内郊外部と同水準の家賃相場です。
ファミリー向けの物件に関しては、住環境や駅までのアクセス、近隣の商業施設の立地条件などが大きく影響するため、より広範囲に人気のエリアが広がります。
箕面市なども大阪中心部のベッドタウンとして人気の街で、2LDKで7万円台と大阪市内郊外部と同水準です。
大阪府の賃貸探しのコツとは?
大阪府で賃貸物件を探す際には、利便性と住環境のバランスや優先順位を検討しましょう。
府内は公共交通機関が充実しているため、勤務先や通学先などへのアクセスが容易な立地を基本にエリアを決めます。
それに「落ち着いた環境」や「活気のある商業エリア」などプラスアルファの条件を加えて探していけば良いでしょう。
一方で、利便性の高い物件は家賃が高額となりやすく、住環境もトレードオフの関係になりがちです。
まずはWEBサイトを活用して情報収集をした上で、希望条件の優先順位を整理していくことが効果的といえます。
大阪府の交通事情
大阪府の公共交通機関は、府内全域から大阪市中心部に向けて整備されているのが大きな特徴です。
このため賃貸物件を選ぶ際にも、通勤や通学で利用する路線が重要な要素となります。
特に単身者にもファミリー世帯にも人気の大阪市内郊外部や近隣市などでは、大阪市の中心市街地に向けた交通網は充実しているものの、異なった方向への移動手段が限られるケースも少なくありません。
学生の一人暮らしに最適な物件を探すなら
単身者であっても、社会人と学生では探し方に少し違いが生じます。
社会人の賃貸物件探しは通勤する路線をベースに広範囲に探すことが多い一方で、学生のケースではキャンパスを中心とした比較的狭い範囲での物件探しが基本です。
なぜなら学生の場合、プライベートの時間でも学友と校内で過ごす可能性が高いためです。
自家用車などの交通手段を持ちにくいことも影響します。このため学生の一人暮らしでは、学生向けに特化しINOVEを利用することが有効です。
学生向けの賃貸物件を探すのであれば、こちらもご覧ください。
ファミリー向け物件を探すなら
ファミリーで賃貸物件に住む場合には、通勤に利用する路線をベースに周辺の住環境を優先して探すことがおすすめです。
商業施設が集積した駅周辺や繁華街に近いエリアなどは、利便性と引き換えに落ち着いた住環境を望めないケースが少なくありません。
大阪府は公共交通機関が充実しているため、広い範囲で情報収集をしてみることをおすすめします。
大阪の賃貸物件探しはINOVE
大阪で賃貸物件を探すといっても、単身者とファミリー世帯、社会人と学生では探し方が大きく異なります。
特に学生の一人暮らしである場合は、学生向けに特化したWEBサイトを利用して探すのがおすすめです。
「INOVE」は、大学ごとに設けた特集ページから通学に便利な学生向けの賃貸物件を効率的に探すことができます。
大阪の賃貸に特化したWEBサイト
INOVEは、学生の一人暮らしに最適化したWEBサイトであるとともに、大阪の賃貸に特化したWEBサイトです。
すでに大阪に居を構える学生の住み替えはもちろん、遠方から初めて大阪に転居する新入生にも探しやすい仕組みが構築されています。
まずは入学が決まったキャンパスから、もしくは進学を希望する大学の特集ページを見てみましょう。