大阪の大学生向け賃貸マンションならINOVE

リフォームとリノベーションの違いとは?賃貸する時の費用やデメリットを比較

借りる

物件選びの選択肢として、リフォーム・リノベーション物件があります。


今回は、リフォームとリノベーションの違いやそれぞれのメリット・デメリットなどをご紹介します。


賃貸物件を探している方はぜひ参考にしてください。


 


この記事は大阪で創業50年以上の第一住建グループが運営する不動産ワンストップサービスINOVEの学生賃貸サイトが提供しています。


 


リフォームとリノベーションの違いに明確な定義はない



リフォームは小さな設備交換や間取り変更、リノベーションは家全体を一新する工事などとイメージされることが多いですが、実は明確な違いはありません。


不動産会社によっても考え方が異なりますが、まずはそれぞれの一般的な意味をご紹介します。


原状回復という意味の「リフォーム」


リフォームとは、老朽化した建物を入居前の状態に戻す「原状回復」という意味で使用されることが多いです。


つまり、劣化した部分や古くなった設備などを新しくすることを言い、建物全体のデザインが変わるわけではありません。


現状復旧でも間取りなどはそのままでも室内が美しい状態になるので、新築のような雰囲気になります。


建物全体の付加価値を高める「リノベーション」


リノベーションは、原状回復に加えて住まいのデザイン性や性能を向上させ、建物の付加価値を高める工事を言います。


間取りを広くする、性能の高い設備を導入するなど、建物全体の機能・価値の再生を目的とした工事です。


ライフスタイルや時代に合わせた造りのことが多く、新築のようなおしゃれなデザインが多いです。


リフォーム賃貸物件のメリット



初めに、リフォーム賃貸物件を選ぶメリットをご紹介しましょう。


内装が綺麗な状態で入居できる


リフォーム物件は、クロスや床、キッチンなどの内装・設備がある程度新しいものに交換されているため、新居のような美しさがあります。


間取りや配管などは改修されていませんが、工事がされていない築年数が似た物件に比べると快適な空間だと言えるでしょう。


リノベーション済み賃貸物件よりも費用が安い傾向


リノベーション物件も安く入居できる傾向がありますが、リフォーム物件なら同エリア内でもより安い賃料が多いです。


新築や築浅のマンション・アパートは家賃が高すぎて借りられなくても、リフォーム物件なら予算内で好みの住まいが見つかるでしょう。


リフォーム賃貸物件のデメリット



メリットが多いリフォーム賃貸物件ですが、デメリットもいくつか存在します。


建物の内部構造は建築当時のまま


リフォーム工事により内装や設備が綺麗な状態でも、建物の内部構造は変わっていません。


物件によっては、配管や一部内部設備などの劣化が進んでいるものもあるため、入居前にしっかりと確認してください。


間取りや配置はそのまま


リフォーム工事では部屋全体の作りは変わらず、間取りや配置に古臭さを感じるケースもあります。


住宅業界は時代に合わせて日々進化しているため、原状回復工事のみがされたリフォーム物件では、新築のような現代的な雰囲気を感じるのは難しいでしょう。


リノベーション賃貸物件のメリット



続いて、リノベーション賃貸物件のメリットを見ていきましょう。


新築同様に綺麗な室内とおしゃれな内装


リノベーション賃貸物件は建物の枠組みはそのままですが、大規模な工事によって性能や設備を一新するため、新築のような美しい内装のことが多いです。


また、付加価値をプラスすることが目的の工事のため、人々を引き付けるようなデザイン性の高い設計がされている場合もあります。


広い部屋でもリーズナブルな価格で借りられる


工事によって建物全体が一新されていますが、築年数が短くなるわけではないため、同じエリア内の新築や築浅物件よりも安い賃料のことが多いです。


工事で付加価値を高めつつも、新築よりはお得感を出すために、広い部屋や間取り数が多い物件でも安い賃料で提供されています。


リノベーション賃貸物件のデメリット



魅力的なリノベーション賃貸物件にも、いくつかデメリットはあります。


新耐震基準が適用されていないことが多い


リノベーション賃貸物件は築年数が20年以上のことが多く、1981年以前に建てられた建物は「旧耐震基準」で建築確認を受けている可能性があります。


現在定められている新耐震基準では、震度6強から7程度の揺れでも倒壊しない、震度5程度の地震であっても小さな損傷のみで済む設計であることが必須です。


一方で、旧耐震基準では震度5弱ほどの揺れで倒壊しないことが基準となっています。


新耐震基準が適用されていないリノベーション賃貸物件は多いため、入居前に耐震性について確認するのがいいでしょう。


建物構造の問題がそのままなことも          


工事によって内装が綺麗にされていても、間取りは古いままのことが多いです。


コンセントの位置が悪い、部屋の作りが現代的ではないなどの不便さを感じやすく、生活していくうちにストレスとなる可能性も考えられます。


また、物件によっては段差が多く、バリアフリーに対応していないため、物件を見るタイミングで部屋全体を細かく確認しましょう。


リフォーム・リノベーション賃貸物件を選ぶ時のポイント 



最後に、リフォーム・リノベーション賃貸物件を選ぶ際に注目したいポイントを6つご紹介します。


事故物件でないかどうか


工事がされた物件の中には、過去になんらかの事故が起きた物件がある可能性があります。


事故物件に関しては、入居前に借主へ告知する義務がありますが、告知するかどうかや期間については曖昧な部分も多いです。


築年数が浅いのにリノベーションがされている、一部屋だけリフォームされているなど、疑問に思うことがあれば不動産会社へ確認しましょう。


周囲の環境はどうか


相場よりも家賃が安い物件は、周辺環境に問題がある可能性は否定できません。


内装がどんなに綺麗であっても夜中に騒音がしたり、治安が悪かったりすると、過ごしやすい物件とは言えないでしょう。


周辺環境は変えられないため、入居前には住む部屋だけでなく、物件周りの環境も確認しておくことが重要です。


電気の契約容量はどのくらいか


築年数が何十年も経過している物件の場合、家庭ごとの電気の契約容量が30A以下のことがあります。


家族構成や使用する家電によってはその量では足りませんが、建物全体の電気容量が決まっているため、場合によっては30A以上に変更してもらえないこともあります。


変更してもらえない場合には、使える家電が制限されることになり、暮らしにくさを感じてしまうでしょう。


水回りは劣化していないか


物件選びの際には、水回りが老朽化していないかを確認しましょう。


バスルームやトイレ、キッチンなどの水回りが一新されていても、目には見えない配管部分は古いままのことが多いです。


配管が古いと下水の嫌なニオイがしたり、最悪の場合だと水漏れを起こしたりするリスクもあるため、事前に配管周りの状態をチェックしておくと安心です。


防音性はどうか


床や壁、天井などの骨組み部分は古いままの物件が多いため、入居前に部屋の防音性が確保されているかを確認してください。


特に、家族や近隣に小さな子どもやペットがいる場合には、騒音トラブルにつながる危険性もあるため、防音性があるかどうかは重要なチェックポイントです。


音は隣の部屋だけでなく上下階にも響くため、床や天井からの音漏れ具合にも注意しましょう。


共用部分の設備はどうか


リノベーション・リフォーム物件の場合、内装は綺麗であってもエントランスや廊下などの共有部分が管理されていない可能性もあります。


内見時に共有部分にゴミが落ちていないか、異臭がないかなどを確認しておくと、入居後も快適に暮らせるでしょう。


リフォーム・リノベーションの賃貸ならINOVEにお任せください


今回は、リフォーム・リノベーション物件について詳しくご紹介しました。


2つに明確な違いはありませんが、一般的にリフォームは原状回復、リノベーションは付加価値を高めるための工事となります。


意味合いは異なってもそれぞれにメリット・デメリットは存在し、どちらがよいかを判断するのは容易ではありません。


もし、物件選びで悩まれた時には、リフォーム・リノベーション物件を多くご紹介できるINOVEにお問い合わせください。


 

▼ 受験生のみなさん、親御さん。ぜひご覧ください。

NEW ENTRY

HOT ENTRY

簡単 60
来店予約