大学進学をきっかけに、一人暮らしを検討される学生は多いでしょう。

お部屋探しをするときの流れは、気に入った物件に申し込みをし、審査に通ったら契約というものです。

審査の際、学生の場合は支払い能力に不安があるため、万が一家賃が支払えなくなったときに備えて連帯保証人を求められます。

しかし、何らかの事情によっては保証人を用意できない場合もあるでしょう。

本記事では、学生でも保証人なしで賃貸物件を借りる方法を解説していきます。

 

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学生の1人暮らしは保証人なしで賃貸物件を借りられるのか

学生でも保証人なしで賃貸物件を借りられるのかについて、まとめているのでせひお読みください。

 

通常、賃貸契約には連帯保証人がいなければ借りられない

通常賃貸物件は、連帯保証人を立てる必要があるため連帯保証人なしでは借りられません。

連帯保証人は、借主が貸主から請求される家賃や修繕費を、借主の代わりに支払う義務を負います。

賃貸物件の貸主にとって、家賃を毎月しっかり払ってもらないと困るため、家賃をしっかり払えそうか、借主の勤務先や年収などの属性について確認が行われます。

勤務先や年収の条件を満たしていたとしても、突然何らかの事情で支払いが滞るかもしれません。

そのため、社会人であっても賃貸借契約の際に連帯保証人を求められるのが一般的です。

特に安定した収入のない学生は連帯保証人が必要とされます。

 

入居審査でも「連帯保証人」は重要チェック項目

賃貸物件を契約する際は、事前に入居審査が行われます。

入居審査では「家賃をしっかりと払えそうか」「借主に不審な点はないか」「連帯保証人はいるのか」をみられます。

大家さんや管理会社が審査の際に重要視するのが、支払い能力の面で、社会人であれば安定した収入を見込めるかを確認します。

学生は基本的に安定収入が見込めないため、連帯保証人がいるかどうか、かつ保証人の収入面は安定しているかなどをチェックされます。

 

連帯保証人にはどんな人になってもらえばいいの？条件は？

連帯保証人は借主と同等の責任を負うため、誰でもなれるわけではありません。

連帯保証人になる方は、借主が審査されるのと同様に、収入面での審査を受けます。

高齢の方は病気になって働けなくなるかもしれませんし、数年で退職する可能性もあるため、年齢にも条件を設けていることがほとんどです。

連帯保証人も自身の居住にかかる費用を払いつつ、借主が万が一滞納した場合には、代わりに支払えるだけの余裕が必要になるためです。

親以外が連帯保証人になれるかは物件によってさまざまですが、基本的に3親等以内の親族であれば認められます。

知人や友人は稀に認められることもありますが、基本的には難しいでしょう。

 

連帯保証人がいない学生が1人暮らしで賃貸物件を借りる方法は？

それでは、連帯保証人を用意できない学生は、賃貸物件に住めないのかというと、実はそうではありません。連帯保証人が用意できなくても、入居審査に通る手段を以下で２つご紹介します。

 

保証会社を利用して借りられる物件を探す

保証会社は、借主が滞納してしまった場合に代わりに立替払いをしてくれる会社のことです。借主の債務を会社が保証してくれる点で安心感があるため、保証人よりも保証会社の利用を必須にする貸主が多くなっています。

以下では保証会社利用のメリットとデメリットをまとめています。

 

【保証会社】利用のメリット

連帯保証人を用意できない場合でも、保証会社を利用することで、入居可能な物件の幅が広がります万が一家賃を支払えなくなった場合も、保証会社が一時的に立替払いをしてくれるため安心です。

 

【保証会社】利用の注意点

保証会社を利用する場合は、保証委託料を支払う必要があります。金額は各保証会社によって異なりますが、家賃1カ月分を保証料とする会社や、家賃の半分とする会社などがあり、初期費用がさらに多めにかかるため負担が大きいです。委託料以外にも更新時に、更新料を支払う場合があります。

 

クレジットカードで家賃払いができる物件を探す

あまり多くはありませんが、家賃をクレジットカード払いにすることで連帯保証人が不要になる物件もあります。クレジットカードを作成したときにカード会社側で審査が行われているので、カードを持っているということは家賃も払える支払い能力があると判断されるということです。

 

【クレジットカード家賃払い】のメリット

クレジットカード家賃払いの主なメリットは以下の通りです。

● 入居審査に通りやすい

● 支払いに応じてポイントがたまる

● 支払いのタイミングをずらせる

● 振込の手間が不要

 

【クレジットカード家賃払い】の注意点

クレジットカード家賃払いの主なデメリットは以下の通りです。

● 家賃をクレジットカード払いできる物件が少ない

● 物件によってクレジットカードが限定されている可能性がある

● 家賃がポイント対象外の場合がある

● 滞納するとブラックリストに登録される

クレジットカード払いを検討される方は、上記の内容を事前に把握し、ポイントも付与されるのか確認しておきましょう。

 

学生が連帯保証人なしで賃貸物件を探すコツ

学生が連帯保証人なしで、賃貸物件を探すコツは以下の2つです。

● 複数の不動産会社に相談する

● 複数の物件を内覧し比較する

 

物件探しにおいて重要なのは、担当してくれる営業マンです。

営業マンの良し悪しは会社によるものではなく、営業マンごとに「相談しやすい」「知識が豊富」「デメリットも教えてくれる」など違いがあります。

ご自身にあった営業マンに依頼するためにも、複数の不動産会社に相談してみるのが有効です。

また、営業マンを複数企業から選ぶのと同様に、複数の物件を内覧することで希望する物件の家賃相場を把握できます。

入居後に後悔しないよう、内覧時には周辺環境・共用部分・室内をしっかりチェックしましょう。

 

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