失敗したくない!リノベーション賃貸物件のメリット・デメリットとは?
2023/06/27
借りる

リノベーション賃貸への入居を検討する際に気になるのが、メリット・デメリットです。
今回は、メリット・デメリットを踏まえて、リノベーション賃貸がおすすめの人や選ぶ際のポイントなどをご紹介します。
リノベーション賃貸への入居を考えている方はぜひ参考にしてください。
この記事は大阪で創業50年以上の第一住建グループが運営する不動産ワンストップサービスINOVEの学生賃貸サイトが提供しています。
リノベーション賃貸とは?
リノベーション賃貸とは、築年数が経過した中古物件を修繕し、新しい価値をプラスした家のことを言います。
床や天井を取り去ってから間取りや配線などを大幅に修繕する「フルリノベーション」と、室内の一部だけを修繕する「部分リノベーション」の2種類があります。
部屋の一部だけを修繕する部分リノベーションはリフォームと類似しているように見えますが、リフォームの目的は「原状回復」であり、建物のレベルアップではありません。
間取りの変更やデザイン性の向上、設備の交換などにより、以前よりも性能を向上させたものが、リノベーション賃貸なのです。
リノベーション賃貸メリット
まずは、どのようなメリットがあるのかをご紹介しましょう。
新築同様にきれい
リノベーション賃貸は、新品のような美しさがあります。特にフルリノベーションした部屋の場合、配管や配線、壁なども全て一新されており、新築同然にきれいです。
また、部屋の間取りや設備に関しても、工事時点での標準仕様が採用されているため、新築のような快適さや使い勝手の良さが感じられるでしょう。
デザイン性が高くおしゃれ
リノベーション賃貸はデザイン性が高いことが多く、おしゃれな部屋に暮らせるというメリットがあります。
物件の価値を高めて入居者を増やすことを目的として改修工事がなされるため、目を引く独特なデザインや高機能の設備が導入された部屋などが多いです。
新築よりも賃料がリーズナブル
新築同然にきれいであっても築古物件のため、同エリアの新築・築浅物件よりも一般的に賃料が安いです。
工事がされていない築古物件よりは割高ですが、その分の綺麗さや快適さは感じられるため、リノベーション賃貸を選ぶ価値はあると言えるでしょう。
最新設備が備わっている場合も
リノベーション賃貸なら、多くの場合最新設備が導入された快適な部屋で暮らせます。
例えば、システムキッチンやユニットバスなどの水回りをはじめ、ホームセキュリティやモニター付きインターホンなどの最新設備が備わっている場合もあります。
ただし、全てのリノベーション賃貸の設備が最新だとは限らず、中には型落ち製品を入れていることもあるため、事前に確認してください。
契約後即入居が可能
リノベーション賃貸は、他の通常物件と同様に契約後には即入居できます。
注文住宅を建築したり、自身でリノベーションしたりする場合、プランニングを含めると完成までに5か月ほどはかかります。
しかし、工事済みのリノベーション賃貸なら契約後すぐに入居可能のため、リノベーション住宅に今すぐ住みたい方に向いているでしょう。
リノベーション賃貸のデメリット
続いて、リノベーション賃貸のデメリットを見ていきます。
新耐震基準が満たされていない可能性がある
1981年5月より前に建築確認の申請が承認された物件は旧耐震の物件であり、新耐震基準が満たされていない可能性が考えられます。
一方で、1981年6月以降に建築確認がされた物件は新耐震基準を満たしており、震度5強ほどの揺れでは大きな損傷が出ないと言われています。
リノベーションされた築古物件が旧耐震か、もしくは新耐震であるかの基準は、建築確認日が1981年5月以前かどうかであり、完成日は関係ありません。
もし、旧耐震基準の物件であれば、耐震補強工事や耐震診断がされているかどうかを確認しておくと安心です。
断熱性と防音性が不十分な可能性がある
築古物件をリノベーションした場合、断熱性・防音性が不十分な可能性があります。
断熱性に欠けていると外気温の影響を受けやすいため、断熱シートやホットカーペットなどで対策する必要が出てきます。
また、防音性が低いと周囲の音が聞こえたり、自身の生活音が漏れたりするため、防音カーテンやラグなどを賢く使用して遮音性を高めましょう。
電気容量が足りない可能性がある
古くに建てられた物件は、建築当時の基準で各家庭の電気容量は30A以下とされていることが多いため、現在の生活では足りない可能性があるでしょう。
しかし、建物全体で電気容量は決まっています。容量が余っている場合には追加してもらえるかもしれませんが、なければ対応してもらえないため、不便さを感じながら生活を送ることになります。
水回りが古いままの可能性がある
配管部分まで一新するフルリノベーションではない場合、年数経過によって水回りからニオイが発生しやすくなります。
また、最新設備に比べると機能性が低いため、使い勝手の悪さや掃除のしにくさを感じやすいです。
キッチンやトイレなどの水回り設備が古いまま、基礎からの工事が必要となる下水部分は交換していないといったリノベーション賃貸は多いです。
目に見えない部分が劣化している可能性がある
リノベーション賃貸は、壁や天井が一見綺麗でも目に見えない内部は劣化している恐れがあります。
見た目が一新されているからといっても隠れた部分の状態は分からないため、実際に暮らしていくうちに不具合や問題が出てくるケースは珍しくありません。
リノベーション賃貸がおすすめな人
リノベーション賃貸が合うか合わないかは人それぞれです。
どのような人におすすめなのかをご紹介しましょう。
居住空間にこだわりたい人
リノベーション賃貸は、自分好みな空間を作り上げたい人におすすめです。
プランニングを自由にできる「オーダーメード賃貸」や、入居前に好きなクロスを選べる簡易リノベーションもあるため、部屋を作り上げる楽しみが味わえます。
デザイン性の高い家に安く住みたい人
普通の物件では物足りない、おしゃれな家に住みたい方にも向いています。
そもそもリノベーション賃貸は、デザインや設備で付加価値を付けて入居者を確保することが目的のひとつであるため、現代的でおしゃれな物件が多いです。
リーズナブルな賃料でおしゃれな家に暮らしたい方は、入居を検討してみましょう。
リノベーション賃貸のチェックポイント
最後に、リノベーション賃貸を選ぶ際に気を付けたいポイントを3つご紹介します。
事故物件でないかどうかを確認
リノベーション賃貸の中には、過去に事故が発生した物件がある場合もあります。
築年数にかかわらず事故物件になると著しく人気が落ちるため、入居者を増やすために部屋全体を一新することが多いです。
築年数が浅いのに工事されている場合には、不動産会社になぜリノベーションをしたのかを聞いてみましょう。
目に見えない部分も内見で必ず確認
リノベーション賃貸の多くは見た目が綺麗であっても築古物件であるため、選ぶ際は賃料だけで決めるのではなく、必ず内見しましょう。
内見時には、デメリットである耐震性や機能性、電気容量などの部分を重点的に確認してください。
コンセプトが自分のライフスタイルと合致するかを確認
リノベーション賃貸はオリジナリティが高いものが多く、物件によってコンセプトやテーマはさまざまです。
内見をする際には、物件の雰囲気は自分が希望するライフスタイルと合致するかをしっかりと確認し、入居後にギャップが発生することのないようにしましょう。
リノベーションされた賃貸ならINOVEにお任せください
リノベーション賃貸には魅力的なメリットは多いですが、建物の耐震性や防音性などのデメリットも存在するため、入居前に細かく確認する必要があります。
リノベーション賃貸への入居を検討している方は、豊富なご紹介実績と物件を所有するINOVEにご相談ください。